骨髄バンクのドナー不可

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2011年6月に日本骨髄バンクにドナー登録をしていたのですが、まさか本当に来るとは思わなかった「適合する方がいます」と連絡があったのは2012年12月27日のことでした。だいたい4月頃に提供の手術という予定でした。

送られてきた簡単な健康状態などの書類は年が明けた辺りで返送、その後で昨年の健康診断も届きました。続けて先方から連絡があって、健康診断で「視神経乳頭陥凹拡大」が要精密検査となっていたのが引っ掛かるとのことでした。これは緑内障の疑いがあり、全身麻酔との関係から、日本骨髄バンクからは眼科での検査と眼科医の所見が欲しいということでした。

レーシックの手術後の健康診断から2度連続で要精密検査で自分でも気になっていたこともあって、コンタクト眼科でなさそうな眼科を探して受診しました。このこと自体は良い機会だったと思っています。視野検査を含む複数の検査で、健康保険の3割負担ながら、そこそこの費用、幸い結果は現状では問題なしでした。

受信の結果を送った2日後の今日、日本骨髄バンクから連絡がありました。先方の医師が改めて検討した結果、今回の提供の件はなくなりました。せっかく問題なしと所見を貰ってきたのに、と思わなかったわけでもありませんが、ドナーに対する基準も厳しいが故に、日本国内でドナー側に事故は殆ど起きていないのでしょう。

今回の見送りで、後1年は骨髄バンクで適合の検査対象からも外れる(保留扱い)となるそうです。ドナー登録できるのは55歳未満で、健康診断の要精密検査は様子を見る状況なので早く改善するかどうかもわかりません。結果的に、ドナーとなれる機会はもうないかもしれません。せっかく適合者がいるにも関わらず、提供できないことも含めて残念です。

なお、ドナー登録の手続き自体は難しいものではありません。少しでも興味がある方は登録していただけると幸いです。
(但し、登録時の血液検査は献血ルームで行っている場合が多いようです。私自身、それ以来献血もするようになりました。)

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