機能拡張: 挿入タグ 1.9.0

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Contao Open Source CMSには挿入タグという機能があり、{{}}で囲まれたキーワード(タグ)に従って動的に展開してくれます。キャシュを許可したページでも問題なく動作する優れものです。

但し、独自のタグをコンテンツの作成者、つまりバックエンドのユーザーが定義できるわけではなく、予め用意されたタグだけを使用できます。

一方、機能拡張の「挿入タグ」は{{custom::name}}という形式で、バックエンドのユーザーがnameと展開されるテキストを定義できます。Contao本体の挿入タグと異なり、展開する対象はバックエンドとフロントエンドを選択できたり、カウンターの機能を設定したり、キャッシュするかどうかの指定などができます。

2013年11月18日付けで新しいバージョン1.9.0がリリースされましたが、変更内容ははっきりと書かれていませんでしたが、何気なく機能拡張管理でアップデートしたところ公開しているウェブサイト、つまりフロントエンドでタグがまったく表示されていません。

今一度、各挿入タグの設定を見ると、表示対象がリセットされてしまていました。どうやら、この部分が前のバージョン1.8.3から移行する過程で値が反転しまったようで、バックエンドで展開されていました。

結局、挿入タグを複数のレコードを編集する機能で、適用対象をフロントエンドに一括して設定して回復できました。

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